モロッコには素敵な観光がいっぱい、治安なども含めて調べてみました。意外なモロッコの魅力をご紹介します。
モロッコってどこにあるの?
モロッコは北アフリカのアルジェリアの上に位置しています。
北は地中海・西は大西洋に面しています。
スペインの南側からジブラルタル海峡をフェリーで1時間ほどでモロッコに着くほどの距離にあります。
日本からモロッコに行くには直行便はなく、飛行機で乗り継ぎをしないといけません。
どこを経由するかにもよりますが、17時間から23時間ほどかかります。
モロッコってどんな国?
海岸地域での夏は比較的湿気が少ないので過ごしやすいです。
冬は温暖です。
雨が多いですが過ごしやすい気候です。
砂漠地域の夏は最高気温が45度を記録する事もあり、日差しがとても強いです。
帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。
砂よけの為にストールなどがあると便利です。
寒暖差がひどく朝晩はとても冷え込みます。
モロッコの青い街が大人気!
モロッコには青い街、シャウエン(シェフシャウエン)があります。
モロッコの北部地方のリフ山脈の奥にある小さな街で、建物の壁や階段・道路もすべて青くペイントされています。
青色で統一された街並みですが、淡い水色や濃い青色までいろいろと使い分けられています。
何故、青色で統一されているのでしょうか?
理由には諸説あるようです。
夏は45度を超すほどの暑さにもなるモロッコ、避暑の為や虫よけの為という説もあります。
他にはこの街で暮らしていたユダヤ人の方々にとっての神聖な色が青色だったためという説もあります。
青色の街並みはとても綺麗で「おとぎの国」と話題になるほど人気のスポットです。
モロッコでお買い物
可愛い雑貨がそろっている「スーク」と呼ばれている市場は、マラケシュにあります。
マラケッシュとは、北アフリカ先住民の言葉で「神の国」を意味します。
砂漠の入り口でいくつもの王朝が栄えた土地なので、様々な様式の建築を楽しむ事が出来るので「南の真珠」と呼ばれるほど、街並みが美しい事で有名です。
鮮やかな色のバブーシュ
モロッコ民族衣装で、足をおおうという意味の「バブーシュ」は日本でいうスリッパのような履物です。
職人の手によって、動物の皮とファブリックを縫い合わせて作るのが伝統的なバブーシュです。
最近は日本でも人気が出てきています。
モロッコの革製品
モロッコの革製品では、財布やカバンもあります。
「スーク」では値段交渉をしながら買い物をするので、交渉次第では革製品を格安で買う事が出来ます。
モロッコのストール
モロッコにはカラフルなストールも沢山売っています。
サハラ砂漠では砂をよける為にストールが必須です。
値段交渉をして、格安でゲットしたいですね。
モロッコの美容液
モロッコの南西部にしか育たない「アルガンのツリー」
アルガンツリーに成る実からは高い栄養分を含んだオイルが採れます。
一粒の種からわずかなオイルしか採れない、とても希少価値のあるオイルです。
モロッコ産の天然オイルの「アルガンオイル」は保湿オイルです。
顔や全身・髪の毛にまで使う事が出来ます。
世界でもモロッコの一部の地域でしか採れな貴重なオイルです。
モロッコの料理は?
タジン鍋
日本でも一時期流行ったタジン鍋。
モロッコ発祥だったんですね。
市場でもタジン鍋が沢山売られています。
砂漠で水が少なくても料理が出来るタジン鍋、生活の知恵がつまった料理です。
牛肉や鶏肉や魚に野菜が沢山入った蒸し鍋です。
クスクス
小麦粉から作る粒状のものに、野菜やお肉を煮込んだものをのせて食べます。
モロッコではお祈りの後に家族で食べる習慣があります。
毎週金曜日のお昼はクスクスを頂きます。
ケバブ
ケバブは鶏肉や牛肉・羊などの肉を串に刺して炭火でじっくり焼いたものです。
日本でいうとバーベキューのようなものです。
ミントティー
モロッコのミントティーの茶葉は中国の緑茶です。
昔にモロッコに伝わったとされています。
生のミントと砂糖をたっぷりと入れた、甘いミントティーです。
モロッコの人は1日に4杯から5杯ほど飲むほどの代表的な飲み物です。
イスラム教ではお酒が飲めないので、お酒の代わりに飲んでいるとも言われています。
温かくして飲むものですが、冷たくしても美味しく頂けます。
ホテルのウエルカムドリンクなどで出される飲み物です。
ミントティーを作る時には、高い位置からお湯を注ぎます。
まるで「相棒の右京さん」のようですね。
お客様を歓迎する際にエンターテインメントとして振舞われたりします。
モロッコに泊まるなら
モロッコに泊まるなら「リアド」に泊まってみたいです。
リアドとは中庭の意味。庭のある建物という意味でモロッコの伝統的な家屋を意味します。
裕福に暮らしていた邸宅をホテルのように改装された宿泊施設です。
モロッコの治安は?
モロッコの魅力を知ってしまうと行きたくなってしまいますね。
では、モロッコの治安はどうなのでしょうか・
モロッコには日本大使館もあります。
モロッコの方たちは親日的で、日本語でお話される方もいます。
モロッコはイスラム教です。
西洋文化の影響もあり、都市部の雰囲気はとても開放的です。
しかし、都市部の観光地などでは、観光客を標的としたスリや刃物を用いて恐喝されたりと金銭目的の犯罪も増加しているので、夜道を歩くのは気を付けて下さい。
デモや集会などに遭遇した場合は、近づかないようにしましょう。
現在は比較的治安も安定していますが、注意が必要です。
あとがき
モロッコについて調べてみました。
おしゃれな街並みや可愛い雑貨が沢山あって、モロッコのイメージがかわりました。
他にもモロッコには沢山の世界遺産もあります。
モロッコの世界遺産についても記事を書いています。
モロッコ旅行に行かれるなら参考にされて下さいね。
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